|
序説
田中 優美子
婦人科疾患の診断における画像所見の重要性は既に確立しており,放射線科医は婦人科医より診断の大部分を寄託されているといっても過言ではない.そこで,総合病院に勤務する放射線科医にとって,婦人科画像の知識はなくてはならないものとなっている.
過去にも婦人科疾患のMRIを特集した雑誌はいくつも出版されているが,今回は,一般病院でgeneral radiologyに携わる放射線科医が手にしたときに,これ1冊で産婦人科の日常診療は事足りるという内容を目指した.
そこで,子宮・卵巣疾患のみならず,IVRあり胎児の出生前診断ありと盛りだくさんな内容となっている.執筆陣は実際に第一線で診療に携わっていらっしゃる気鋭の先生方で,基本的な典型例を臨床現場での経験を生かしてご執筆いただくようお願いした.不躾なお願いにもかかわらず,幸いすべての先生方にご執筆を快諾していただいた.おかげで実用的な良い特集号になったと自負している.まずは御覧あれ!
特集
女性生殖器の正常解剖と生理的変化
子宮におけるcommon disease
卵巣疾患の鑑別診断
子宮癌の局所staging
卵巣癌のstaging
婦人科救急疾患
子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術
胎児奇形のMRI診断
|